6月29日 前から行きたかった徳大寺へお詣りに行きました。摩利支天様をお祭している日蓮宗のお寺で上野のアメヤ横丁にあります。観光客でごったがえすアメヤ横丁に初めて足を踏み入れました。東京で生活して11年、まだまだ行ったことのないところの方が多い。何しろ出不精の引きこもりなので外出はハードルが高いです。
ここがアメヤ横丁かぁとお上りさん丸出しできょろきょろしてしまった。土曜夜市のお昼版のようなにぎやかな露店が並び、アジア系の観光客が多かった。摩利支天様ののぼりを見つけてわき道にそれるとお寺へ続く階段が見えた。脇に小さなお堂があって浄行菩薩様がいらっしゃったのでお水をおかけして体の不調な場所を洗わせていただいた。本堂への階段を上るとお線香の良い香りが漂ってきて脱力するような安心感が心身を包む。お線香をお供えして本堂に手を合わせる。本堂の左手には日蓮上人の像があって、お顔を眺めていると亡くなられて久しい妙貫寺(檀家寺)の先代のお上人に見えて見守っていてくださるのかと涙がこぼれそうになった。
御朱印を待つ間に本堂を眺めているとトゲトゲした心がまあるくなるような気がした。
本堂の外にもお詣りして、次は上野恩賜公園へ向かう。
お天気は良すぎるくらいで空の青さと日差しがまぶしくて、日傘がないと目が開けられないほどでした。
不忍池では蓮の花が奇麗に咲いていて吹く風が心地よかった。池の鯉は食欲旺盛で、鯉はどこの鯉も大食漢で食欲旺盛だと思った。カメも可愛い。弁天堂のお堂は朱塗りで鮮やかで、不忍池に優雅な佇まいが美しい。
久し振りによく歩いた日で、帰宅すると暑さのせいもあり力尽きましたが、リフレッシュできました。
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